ハイドロフォーミング

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ハイドロフォーミングは、金型内に管材を装着した後、内圧(とその後の管軸方向の押込み)によって金型形状に添わせる加工法。かつてはバルジ加工と呼ばれ、比較的単純な枝管張出し加工に用いられていた。1994年の自動車部品への応用プロジェクト以降、名称をハイドロフォーミングと変え、複雑な形状の自動車部品の加工へ適用された。ハイドロフォーミングの普及は欧米から始まったが、1999年以降、日本でも自動車部品への適用が広まった。ハイドロフォーミングの主なメリットは、複数の板材から溶接して製造する部品に対する部品点数の削減と均質化による高強度化、溶接部分が削減されることと、高強度化による薄板化による軽量化があげられる。

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