OCEとは、Off-Cycle Emissionの略で、UN-ECE/WP29 において、1998 年協定に基づき日本も参画のもと策定された世界統一の公定試験サイクル外での排出ガス対策の略称。公定試験サイクル外での排出ガス量を確認するため、WNTE(World-Harmonized Not To Exceed)による追加的な排出ガス試験を規定。[1]
日本では、平成28年(2016年)規制に導入されることが答申されている。背景としては、公定試験モード外で排出ガス低減装置の無効化機能を使うことにより、実際の排出ガスが低減していないことへの対策である。[2]