シャシダイナモメータ

提供:Tsubopedia
2016年4月22日 (金) 05:45時点におけるAtanabe (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連項目)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

乗用車や小型トラックなどの排出ガス試験や燃費試験では、実走行ではなく室内の試験室で行う。その際に利用されるのが、シャシダイナモメータと呼ばれる負荷装置である。実走行における走行抵抗と空気抵抗を再現する装置であり、設定される値は実走行における測定値から求められている。

燃費の測定

自動車の燃費値は、国土交通省の定めた方式(JC08モード及びJE05モード)で、審査機関(独立行政法人交通安全環境研究所)において測定される。市街地や郊外での走行を想定した一定のパターンで走らせ、燃料の消費量から、1リットル当たりの走行距離(燃費)を算出する。実際に車を走らせるわけではなく、試験場のシャシダイナモメータに車を載せ、車両重量毎に負荷重量を変化させた上で、その場で走行(タイヤを回転)させて、燃費を測定する。

参考

関連項目

CVS装置
希釈トンネル