希釈トンネル

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ディーゼルエンジンの規制対象物質であるPMを計測するには、希釈トンネルとよばれる設備が使用される。これは、大気中に放出された排出ガスが冷える過程で、すす等の粒子が成長する様子をシミュレーションするものである。排出ガス全量をトンネルに導き、温度が47 ± 5℃となるよう、一定流量に大気で希釈する。この一部を専用のフィルタに導き、試験終了後フィルタを精密天秤で秤量することでPMの排出量を求める。この方法は、フィルタ重量法とよばれる。

関連項目

シャシダイナモメータ