「シャシダイナモメータ」の版間の差分
(ページの作成:「乗用車や小型トラックなどの排出ガス試験や燃費試験では、実走行ではなく室内の試験室で行う。その際に利用されるのが、...」) |
(→関連項目) |
||
(同じ利用者による、間の8版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
乗用車や小型トラックなどの[[自動車排出ガス規制|排出ガス試験]]や燃費試験では、実走行ではなく室内の試験室で行う。その際に利用されるのが、シャシダイナモメータと呼ばれる負荷装置である。実走行における走行抵抗と空気抵抗を再現する装置であり、設定される値は実走行における測定値から求められている。 | |||
== 燃費の測定 == | |||
自動車の燃費値は、国土交通省の定めた方式([[JC08モード]]及び[[JE05モード]])で、審査機関(独立行政法人交通安全環境研究所)において測定される。市街地や郊外での走行を想定した一定のパターンで走らせ、燃料の消費量から、1リットル当たりの走行距離(燃費)を算出する。実際に車を走らせるわけではなく、試験場のシャシダイナモメータに車を載せ、車両重量毎に負荷重量を変化させた上で、その場で走行(タイヤを回転)させて、燃費を測定する。 | |||
== 参考 == | |||
[[file:シャシダイナモメータ.png|center|link=]] | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
[[ | [[Constant Volume Sampler|CVS装置]]<br> | ||
[[ | [[希釈トンネル]] | ||
[[category: 新しい記事対象]] |
2016年4月22日 (金) 05:45時点における最新版
乗用車や小型トラックなどの排出ガス試験や燃費試験では、実走行ではなく室内の試験室で行う。その際に利用されるのが、シャシダイナモメータと呼ばれる負荷装置である。実走行における走行抵抗と空気抵抗を再現する装置であり、設定される値は実走行における測定値から求められている。
燃費の測定
自動車の燃費値は、国土交通省の定めた方式(JC08モード及びJE05モード)で、審査機関(独立行政法人交通安全環境研究所)において測定される。市街地や郊外での走行を想定した一定のパターンで走らせ、燃料の消費量から、1リットル当たりの走行距離(燃費)を算出する。実際に車を走らせるわけではなく、試験場のシャシダイナモメータに車を載せ、車両重量毎に負荷重量を変化させた上で、その場で走行(タイヤを回転)させて、燃費を測定する。