RUP

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RUPとは、Rear Under run Protection[1]の略で、後部突入防止装置のこと。2015年7月以降は、全ての貨物自動車への装着が義務付けられる。名称に関して、欧州ではRUPD(Rear Underrun Protection Device)と呼ぶが、日本国内ではRUPをリア・アンダーラン・プロテクターと呼ぶ場合がある。なお、三菱ふそうでは、RUPをリア・アンダーラン・プロテクションと呼んでいる。2014年のトヨタランクル70系復活が、平成27年6月末までの限定であったのは、平成27年7月1日以降全ての貨物自動車にRUPが義務付けられることに起因している。

規制の経過

平成4年6月1日以降生産車 普通貨物自動車(1ナンバー) GVW 8トン超又は最大積載量5トン超への義務付け
平成9年10月1日以降生産車 普通貨物自動車(1ナンバー) GVW 7トン超への義務付け
平成17年9月1日以降生産車 普通貨物自動車(1ナンバー) GVW 3.5トン超への義務付け
平成19年9月1日以降生産車 小型貨物自動車(4ナンバー) GVW 3.5トン超への義務付け 
平成27年7月1日以降生産車 全ての貨物自動車への義務付け 

RUPの例

出典

  1. ^ UN Regulation No. 58 – Rear Underrun Protection Devices (RUPD)

関連項目

ECE規制
FUP
巻込防止装置