MFTE
MFTEとは、Mitsubishi Fuso Truck Europeの略で、三菱ふそうのヨーロッパにおけるKD事業を担当する海外子会社(100%)である。設立は1980年。[1] 2008年10月にキャンター生産累計15万台達成。[2]MFTEのトラマガル工場は、ポルトガル・首都リスボンの約150キロメートル北東に位置し、欧州向けの小型トラック「キャンター」の生産拠点、また欧州地域の販売店への卸売り業務を行うMFTBC欧州事業の主要拠点としての役割を担っている。同工場は、ポルトガル、フランスの合弁事業として1964年から軍用機を生産、1980年にキャンター第1号車のノックダウン生産を開始し、更に10年後の1990年7月に三菱自動車工業株式会社が同工場に出資した。1996年3月には、小型トラック専用工場として欧州における主要な生産拠点となり、その後、三菱自動車工業株式会社からの分社化に伴い、2003年1月にMFTBCが発足、翌2004年7月には社名をMFTEに変更した。
所在地
- Tramagal, Portugal (150 km North of Lisbon)
- Production capacity 15,000 units / year / shift ⇒ 29,000 units /year /2shift[2]
- 480 employees (October 2006) ⇒ 324 (2011)[2]
従業員数
307名(2013年時点)
日本からの供給部品
KD形態
キャブ:KD-3/KD-4、フレーム:KD-4、トランスミッション:組立済み、アクスル:部品供給
現地調達部品
部品
- Axles
- Seats
- Windows
- Plastic Parts
- Frame Parts
- Harnesses
- Heater & Cooling System
比率[2]
Total:60 Suppliers Local:45, GPP:15
- Portugal:25%
- Spain:27%
- Germany:23%
- Others:25%