力量、教育訓練及び自覚

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組織は、組織によって特定された著しい環境影響の原因となる可能性を持つ作業を組織で実施する又は組織のために実施するすべての人が、適切な教育、訓練又は経験に基づく力量をもつことを確実にすること。また、これに伴う記録を保持すること。

組織は、その環境側面及び環境マネジメントシステムに伴う教育訓練のニーズを明確にすること。組織は、そのようなニーズを満たすために、教育訓練を提供するか、又はその他の処置をとること。また、これに伴う記録を保持すること。

組織は、組織で働く又は組織のために働く人々に、次の事項を自覚させるための手順を確立し、実施し、維持すること。

a)環境方針及び手順並びに環境マネジメントシステムの要求事項に適合することの重要性。
b)自分の仕事に伴う著しい環境側面及び関係する顕在又は潜在の環境影響、並びに各人の作業改善による環境上の利点。
c)環境マネジメントシステムの要求事項との適合を達成するための役割及び責任。
d)規定された手順から逸脱した際に予想される結果。

関連項目

ISO14001:2004
環境マネジメントシステム要求事項