校正

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校正とは、JIS Z 8101及び8103計測用語の定義では、計器又は測定系の示す値、若しくは実量器又は標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業のこと。校正には計器を調整して誤差を修正することを含まない。

校正は決められた周期で定期的に行うのが原則である。校正を定期的に行うことで、その期間の計測器の状態を類推することができる。一定期間の過去に遡り、機器の状態を推定する事が校正の第一義的な目的である。製品は計測器で検査される。その計測器が判定基準に適合している事を「校正作業」で確認することで、製品の品質が計画したとおりであることを間接的に立証できる。製品の品質は、「校正」によってのみ間接的に、その期間正しかったことが立証される。

関連項目

MSA