タリー計算
序列を平準化するにあたり、最もよく使われる手法である。
タリー計算は1つのパラメータの発生回数から序列の平準化を求める技法であり、考え方も比較的容易である。
パラメータは複数の仕様をもっていても1つのグループとし平準化グループ毎に計算していく。
タリー計算の計算式は下記のようになる。
今回のタリー値=(平準化グループ毎の合計台数)×(序列発生回数)-(各平準化グループの既発生回数)×(全平準化グループの総合掲題数)
となる。
上記の式にて計算後、各平準化グループのうち「今回タリー値」が最大のものを今回発生の平準化グループとする。この計算を全平準化グループの総合計台数回繰り返し、序列を求める。
ex.
グループ | 台数 | 1回目 | 既発生回数 | タリー値 | 今回発生G |
---|---|---|---|---|---|
A | 2 | A | 0 | 2*1-0*6=2 | |
B | 3 | B | 0 | 3*1-0*6=3 | B |
C | 1 | C | 0 | 1*1-0*6=1 |
出典
- ^ 生産計画用語集 vol.1(1997年3月10日)