「タリー計算」の版間の差分

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序列を[[平準化]]するにあたり、最もよく使われる手法である。<BR>
序列を[[平準化]]するにあたり、最もよく使われる手法である。タリー計算は1つのパラメータの発生回数から序列の平準化を求める技法であり、考え方も比較的容易である。パラメータは複数の仕様をもっていても1つのグループとし平準化グループ毎に計算していく。<BR>
タリー計算は1つのパラメータの発生回数から序列の平準化を求める技法であり、考え方も比較的容易である。<BR>
パラメータは複数の仕様をもっていても1つのグループとし平準化グループ毎に計算していく。<BR>


タリー計算の計算式は下記のようになる。<BR>
*タリー計算の計算式<BR>
今回のタリー値=(平準化グループ毎の合計台数)×(序列発生回数)-(各平準化グループの既発生回数)×(全平準化グループの総合掲題数)<BR>
:今回のタリー値 = (平準化グループ毎の合計台数) X (序列発生回数) - (各平準化グループの既発生回数) - (全平準化グループの総合掲題数)
となる。
 
<BR>
上記の式にて計算後、各平準化グループのうち「今回タリー値」が最大のものを今回発生の平準化グループとする。この計算を全平準化グループの総合計台数回繰り返し、序列を求める。<BR>
上記の式にて計算後、各平準化グループのうち「今回タリー値」が最大のものを今回発生の平準化グループとする。この計算を全平準化グループの総合計台数回繰り返し、序列を求める。<BR>


ex.<BR>
例)
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|-
|-
!グループ!!台数!!1回目!!既発生回数!!タリー値!!今回発生G<BR>
!グループ!!台数!!1回目!!既発生回数!!タリー値!!今回発生G<BR>
|-
|-
|A||2||A||0||2*1-0*6=2||<BR>
|A||2||A||0|| 2*1-0*6=2 ||<BR>
|-
|-
|B||3||B||0||3*1-0*6=3||B<BR>
|B||3||B||0|| 3*1-0*6=3 ||B<BR>
|-
|-
|C||1||C||0||1*1-0*6=1||
|C||1||C||0|| 1*1-0*6=1 ||
|}
|}
<ref>生産計画用語集 vol.1(1997年3月10日)</ref>
<ref>生産計画用語集 vol.1(1997年3月10日)</ref>
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