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「日産Common Module Family」の版間の差分

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== 開発順序 ==
== 開発順序 ==
まず、Big Moduleの先行開発があり、次に個別車種の開発段階で、Big Moduleの組み合わせの選択、Big Moduleに含まれない車種固有の部分の設計、試作・検証、設計凍結へと進むことになる。ただし、実際には単純ではなく、性能達成するために固定部/可変部が変更される場合がある。つまり、Big Moduleの先行開発から個別車種に固有な部分の詳細設計へと一方向的に進むばかりではなく、個別車種の固有部分の詳細設計を通じてBig Moduleの設計ルールの見直しも行われる可能性があり、直列よりも並列のプロセスに近くなる。日産は、CMFを通じて、部品共通化率を現状の約4割から約8割にまで高めるとしている。<ref name=cmf></ref>
まず、Big Moduleの先行開発があり、次に個別車種の開発段階で、Big Moduleの組み合わせの選択、Big Moduleに含まれない車種固有の部分の設計、試作・検証、設計凍結へと進むことになる。ただし、実際には単純ではなく、性能達成するために固定部/可変部が変更される場合がある。つまり、Big Moduleの先行開発から個別車種に固有な部分の詳細設計へと一方向的に進むばかりではなく、個別車種の固有部分の詳細設計を通じてBig Moduleの設計ルールの見直しも行われる可能性があり、直列よりも並列のプロセスに近くなる。日産は、CMFを通じて、[[部品共通化]]率を現状の約4割から約8割にまで高めるとしている。<ref name=cmf></ref>


== 出典 ==
== 出典 ==
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