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部品の加工及び組立、車両・コンポーネントの組立に必要な時間数。全ての部品のTSにそれぞれの[[加工費レート]]をかけ、[[加工費]]を算出する。それらを全て積み上げ、車両1台分の[[加工費]]を把握する。生産技術部は、それぞれの部品の加工にかかる時間及びその要因を把握し、生産性の向上を図る。<BR> | |||
== TSの設定方法 == | == TSの設定方法 == | ||
[[ファイル:TSの設定方法.png]]<BR> | [[ファイル:TSの設定方法.png|link=]]<BR> | ||
== TSの確認プロセス == | == TSの確認プロセス == | ||
[[ファイル:設定TSの確認プロセス.png]]<BR> | [[ファイル:設定TSの確認プロセス.png|link=]]<BR> | ||
1. ①≠②になる要因<BR> | |||
ヒューマンエラー/システムエラー<BR> | ヒューマンエラー/システムエラー<BR> | ||
ex.インプット票の誤表記、端末への入力ミス、ファイル転送時の不具合等。<BR> | ex.インプット票の誤表記、端末への入力ミス、ファイル転送時の不具合等。<BR> | ||
2. ②を修正する必要性<BR> | |||
②はBoMからカットオフされたデータ。<BR> | ②はBoMからカットオフされたデータ。<BR> | ||
カットオフ後もBoMのデータは変化し続けるので、BoMを修正しただけでは②のデータは間違ったままになる。⇒BoMと②、両方の修正が必要となる。 | カットオフ後もBoMのデータは変化し続けるので、BoMを修正しただけでは②のデータは間違ったままになる。⇒BoMと②、両方の修正が必要となる。 | ||
== 工数が変化する要因 == | == 工数が変化する要因 == | ||
1. [[設計変更]]（設変）<BR> | |||
コスト低減、品質改良、不具合対策のため、これらの変更が加えられることがある。<BR> | :コスト低減、品質改良、不具合対策のため、これらの変更が加えられることがある。<BR> | ||
2. 担当変更<BR> | |||
内製⇒外注 ・・・生産ボリューム低下、生産のキャパオーバー。<BR> | :内製⇒外注 ・・・生産ボリューム低下、生産のキャパオーバー。<BR> | ||
外注⇒内製 ・・・ライン稼働率低下→製品の種類・ボリュームを上げる。<BR> | :外注⇒内製 ・・・ライン稼働率低下→製品の種類・ボリュームを上げる。<BR> | ||