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ODXは、自動車の診断の仕様をデータ化するために開発された、XMLベースのデータフォーマットである。自動車メーカー同士、あるいは自動車メーカーとサプライヤーの間で診断の仕様をやり取りするための、オープンなフォーマットとして開発された。ODXは、診断サービスを定義するODX-D、通信パラメーターを定義するODX-C、車両でのアクセス方法を示ODX-V
ODXは、自動車の診断の仕様をデータ化するために開発された、XMLベースのデータフォーマットである。自動車メーカー同士、あるいは自動車メーカーとサプライヤーの間で診断の仕様をやり取りするための、オープンなフォーマットとして開発された。車両、[[ECU]]、テスターのメーカーは、自動車メーカーに依存しない同一のODX形式で、ECU診断データを記述してやり取りすることができる。
が規格の中心である。これらは同時に、データの解釈を含めて、診断テスターが1つ以上の[[ECU]]と通信するために必要なデータセットの基本形となる。その他には、フラッシュコンテナを定義するODX-F、ECUの設定に利用するODX-E、ECUの機能と診断データを関連付けるODX-FD、複数のECUを対象とする診断処理(ジョブ)を定義するODX-Mのサブモデルがある。[[AUTOSAR]]での利用では、ODX-DとODX-FDの2つのサブモデルが対象となる。
 
ODXは、診断サービスを定義するODX-D、通信パラメーターを定義するODX-C、車両でのアクセス方法を示ODX-Vが規格の中心である。これらは同時に、データの解釈を含めて、診断テスターが1つ以上の[[ECU]]と通信するために必要なデータセットの基本形となる。その他には、フラッシュコンテナを定義するODX-F、ECUの設定に利用するODX-E、ECUの機能と診断データを関連付けるODX-FD、複数のECUを対象とする診断処理(ジョブ)を定義するODX-Mのサブモデルがある。[[AUTOSAR]]での利用では、ODX-DとODX-FDの2つのサブモデルが対象となる。
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