EDS

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概要

EDSは商用車部門で使用されるドキュメンテーションシステムで、いわゆる「下位レベル」製品ドキュメントのオブジェクトを管理する。(パーツリスト、BOM、部品、設計反映スケジュール、設計変更依頼(設計反映通知)や製品構成の関連付け。(それらの相互関係)

EDSシステムの目的は、データをドキュメント化・管理し、また下流部門の後続作業のためにこれらのデータを提供することである。データはEDS管理システム中の全てのED(製品ドキュメンテーション)部門からオンラインで読み込まれる。EDSやBCS内の変更は日次で更新され、EDS供給システムによって世界中の受信者に、データレコード形式(生産工場のPDSまたはPPS)でリストと印刷用ファイルと共に(個々の受信者へ)転送される。

EDSは下位構成のオブジェクトと、そのRelationに関する情報を管理するDaimler商用車部門(=CVD)のBOMシステムで、対象オブジェクトは次の通り。

  • SAA(=Parts list 、Z-Component→PLVC相当)
  • 単品、アセンブリ部番
  • KEM (=EO)

EDSがSAA、単品・アセンブリ部番、KEM等の設計プロセスで作成されたデータを管理し、そのデータを生産プロセス等で使用されている他のシステムに提供する。単品やアセンブリ部番等がどこに使用されているかという情報も呼び出すことができる(=Usage Proof)。