ECUとはElectronic Control Unitの略で、自動車に搭載される制御ユニットのこと。自動車排出ガス規制の進展によって搭載が始まった電子制御式燃料噴射装置のエンジンコントロールユニット(ECU)が元となっており、演算性能の向上と市場の要求に従い、順次他の機能が付加されてきたものである。

1台の自動車に必要なソースコードの行数は2000年から2010年の10年間で10倍に増え、およそ1000万行に達したと言われており、近い将来には1億行になると予想されている。今後も、衝突被害軽減ブレーキに代表される安全機能の強化などを背景に、ECUソフトウェア規模の増大が見込まれている。[1]

エンジンマネージメント概念図

 MCMCPCEGRDPFSCR

ECUのS/W Map

EOLにおいて書換え可能なのは、Bootloaderより上の、Flashwareの部分である。Hardware部分の書換えには物理的なECUの交換が必要。

 

関連項目

E/E Architecture
AUTOSAR

出典

  1. ^ ベクターの自動テストソリューション - 2015