「BOMDEX」の版間の差分
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ | ||
Daimler Truck Groupが[[STEP]] AP214 CC8を適用して構築したBOM Data EXchangeシステムである。メインフレームで稼働するDaimlerのE-BOM上での[[設計変更]]デイリー差分データに基づき、子会社である三菱ふそうトラック・バスとデトロイトディーゼル向けのローカルE-BOM/P-BOM用変換データを提供する。デトロイトディーゼルでは、Daimlerの北米トラック子会社であるフレートライナーからのオーダーをDaimlerコードへ変換の上、一旦Daimlerへ送信する。オーダーの[[デコーディング|Decoding]]をDaimler側で実施し、Decoding結果はProduction Orderとしてデトロイトディーゼルへ送られる。三菱ふそうトラック・バスのE-BOMは、DaimlerのVariant-based BOMであるE-BOMと比較した場合、Concrete/Variant-free BOMと捉えることが出来、4*10<sup>15</sup>の[[バリアンツ|Variants]]を200の定義済みVariantsへ変換している。なお、対象は[[FBM|車両]]ではなく[[ABM]]と呼ばれるコンポーネントである。<ref>Harmonized Exchange of Bill of Material Data for the Next Truck Generation - STEP AP214 CC8 at Daimler Truck Group -</ref> | Daimler Truck Groupが[[STEP]] [[AP214]] CC8を適用して構築したBOM Data EXchangeシステムである。メインフレームで稼働するDaimlerのE-BOM上での[[設計変更]]デイリー差分データに基づき、子会社である三菱ふそうトラック・バスとデトロイトディーゼル向けのローカルE-BOM/P-BOM用変換データを提供する。デトロイトディーゼルでは、Daimlerの北米トラック子会社であるフレートライナーからのオーダーをDaimlerコードへ変換の上、一旦Daimlerへ送信する。オーダーの[[デコーディング|Decoding]]をDaimler側で実施し、Decoding結果はProduction Orderとしてデトロイトディーゼルへ送られる。三菱ふそうトラック・バスのE-BOMは、DaimlerのVariant-based BOMであるE-BOMと比較した場合、Concrete/Variant-free BOMと捉えることが出来、4*10<sup>15</sup>の[[バリアンツ|Variants]]を200の定義済みVariantsへ変換している。なお、対象は[[FBM|車両]]ではなく[[ABM]]と呼ばれるコンポーネントである。<ref>Harmonized Exchange of Bill of Material Data for the Next Truck Generation - STEP AP214 CC8 at Daimler Truck Group -</ref> | ||
== ソリューション概要 == | == ソリューション概要 == |
2016年4月8日 (金) 01:13時点における版
Daimler Truck GroupがSTEP AP214 CC8を適用して構築したBOM Data EXchangeシステムである。メインフレームで稼働するDaimlerのE-BOM上での設計変更デイリー差分データに基づき、子会社である三菱ふそうトラック・バスとデトロイトディーゼル向けのローカルE-BOM/P-BOM用変換データを提供する。デトロイトディーゼルでは、Daimlerの北米トラック子会社であるフレートライナーからのオーダーをDaimlerコードへ変換の上、一旦Daimlerへ送信する。オーダーのDecodingをDaimler側で実施し、Decoding結果はProduction Orderとしてデトロイトディーゼルへ送られる。三菱ふそうトラック・バスのE-BOMは、DaimlerのVariant-based BOMであるE-BOMと比較した場合、Concrete/Variant-free BOMと捉えることが出来、4*1015のVariantsを200の定義済みVariantsへ変換している。なお、対象は車両ではなくABMと呼ばれるコンポーネントである。[1]
ソリューション概要
Detroit Diesel Corporation向けソリューション
Mitsubishi-Fuso Truck & Bus Corporation向けソリューション
出典
- ^ Harmonized Exchange of Bill of Material Data for the Next Truck Generation - STEP AP214 CC8 at Daimler Truck Group -