「見える化」の版間の差分

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つまりトヨタが言う「見える化」とは、仕事が正しく[[プロセス]]化されており、そのプロセスの定義に基づいて仕事が実行される場合において、特別な手続きや処理無しに、異常を認知可能な状態に置くことであり、ある時点の数字を集計してグラフを作成したり、図表を作成することとは根本的に意味が異なる。「正常と異常を区別できる」ことがトヨタ生産方式での「見える化」であり、それ以外の意味では使用していない。
つまりトヨタが言う「見える化」とは、仕事が正しく[[プロセス]]化されており、そのプロセスの定義に基づいて仕事が実行される場合において、特別な手続きや処理無しに、異常を認知可能な状態に置くことであり、ある時点の数字を集計してグラフを作成したり、図表を作成することとは根本的に意味が異なる。「正常と異常を区別できる」ことがトヨタ生産方式での「見える化」であり、それ以外の意味では使用していない。
== みえる化を3つに分けて考える ==
<ref>2010年9月 日本プラントメンテナンス協会 主幹 高橋 良奥</ref>
=== 観える化 ===
見栄えがいい状況、綺麗な状況<br>
例) メーターを綺麗にし、銘板を付ける。<br>
例) 良品、不良品の置場が決められている。<br>
=== 見える化 ===
誰が見ても異常と正常がわかる<br>
例) メーターにアイマークを付け、正常範囲を示す。⇒点検ミスが減る。<br>
例) 次に必要なモノが準備されているか判る。<br>
=== 診える化 ===
現場の状況が異常を発してくれる。⇒点検ミスと点検工数が減る。<br>
例) 全てのメーターの指針が正常時には真上を指す。<br>
例) 静かな工場では機械の異常音が捕まえやすい。<br>
例) 仕掛と基準との差で、生産進捗の異常が判る。<br>


== 出典 ==
== 出典 ==
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[[category: 新しい記事対象]]
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