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「治具」は、英語の"jig"に(ジグ)に由来する当て字である。自動車の生産では主にボディ溶接工程において、溶接治具としてプレスされたボディ部品の固定に使用されている。単一車種生産ラインでは固定治具が用いられるが、[[混流生産]]ラインでは、フレキシブル治具と呼ばれる、複数車種に対応できる可動式の溶接治具が用いられる。
「治具」は、英語の"jig"に(ジグ)に由来する当て字である。自動車の生産では主にボディ溶接工程において、溶接治具としてプレスされたボディ部品の固定に使用されている。単一車種生産ラインでは固定治具が用いられるが、[[混流生産]]ラインでは、フレキシブル治具と呼ばれる、複数車種に対応できる可動式の溶接治具が用いられる。
溶接治具とはプレス加工された複数の板金部品を高精度に位置決めする要具であり、車体組立ラインでは、部品を溶接治具で把持した状態で溶接加工を行い、ボデーを組み立てている。
また、治工具と呼ばれる場合もあり、この場合の「治具」は前述の意味でつかわれ、「工具」はツーリング(ツーリングホルダ)の意味で用いられている。英語の"jig"は工具の位置合わせという意味であるが、治具には工具の位置合わせと、工作物を固定するという意味も含まれている。
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