機能分類グループ
概要
UPGは、Uniform Parts Grouping の略称で、各機能をモジュール単位で分類したコードである。
UPGによって、予め分類を固定化し、これらUPGの組合せによって、車両・コンポーネントが成立する。
MFTBCの設計BM、製造BMでは、車両、コンポーネントの構成情報に、UPGを付与することで1500程度のグルーピングを行っている。
全ての部品は、いずれかのUPGに所属することになる。
UPGとシリーズコード、VC(Variation Code)の組合せたUSVにより、GL、PLは定義されている。
1つのGL-MCは1種類のUPGのみを持つことができ、同一UPGを複数持つことはできない。
もし同一UPGが複数設定されている場合、それはリスト干渉と呼ばれる。
リスト干渉がある場合は、そのUPGに該当する正しいPL-VCを判別できなくなるため、EOによる訂正が必要になる。
ただし、L/R区分がある場合またはOPCがある場合は、同一UPGを複数持つことができる。
Level
UPGにはヒエラルキーが存在する。その階層は以下となる。
Level | Class | Sample UPG | module |
---|---|---|---|
0 | Production Class | M01A01 | Vehicle Body |
1 | Compornent Class | M11A01 | Engine |
M15A01 | T/M | ||
M20Z01 | axle | ||
2 | Device Class | M21A01 | vehicle PL |
構成イメージ
ファイル:UPG Structure system of vihicle.jpg
Vehicle Sample
Engine Sample