「棚卸資産」の版間の差分
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棚卸資産とは、いわゆる在庫のことで、販売することで収入につながる(在庫となる)資産のこと。[[全部原価計算]]では、販売されない製品の加工費は全て棚卸資産として計上されるため、見かけ上の利益が増える。[[直接原価計算]]では、その期に発生した加工費は全て経費処理されるため、全部原価計算で算出した利益より一見すると減ることとなるが、直接原価計算の方が実態を表している。 | |||
== 棚卸資産とは == | == 棚卸資産とは == |
2016年5月30日 (月) 05:57時点における最新版
棚卸資産とは、いわゆる在庫のことで、販売することで収入につながる(在庫となる)資産のこと。全部原価計算では、販売されない製品の加工費は全て棚卸資産として計上されるため、見かけ上の利益が増える。直接原価計算では、その期に発生した加工費は全て経費処理されるため、全部原価計算で算出した利益より一見すると減ることとなるが、直接原価計算の方が実態を表している。
棚卸資産とは
- 製品:製造業において自社で製造し、完成し売れる状態のもの
- 半製品:完成前の製品であって、そのままでも販売可能なもの
- 仕掛品:製造開始後、製品になるまでの製造途中のもの
- 原材料:製品を製造するために仕入れた原料や材料のこと
- 貯蔵品:事務用消耗品や消耗工具、燃料などで未使用のもの