日産Common Module Family

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日産CMF(Common Module Family)は、車両を四つの物理的な領域に分け、さらに電気・電子領域をE/E architecture としてひとつのまとまりとし、これらの組み合わせにより柔軟に個別車種を創出する開発コンセプトである。四つの物理的領域は、エンジンコンパートメント、コックピット、フロントアンダーボディ、リアアンダーボディを指し、これらはBig Moduleと呼ばれる。最初の二つはエンジンおよび客室の空間を定義するものであり、後者の二つは車両の骨格に関わるものである。これらのBig Module にはそれぞれ2、3のバリエーションをあらかじめ用意し、これらを組み合わせることで、個別の車種を設計していく。例えば、MPV とSUV が同じエンジンコンパートメント(high hood)を共有しながらも、異なるFR/RR アンダーボディ(heavy/middleweight)やコックピット(high/low position)を選択することで、異なる車種を生み出すことができる。

関連項目

モジュール化