「国際海上コンテナ」の版間の差分

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国際海上コンテナのISO規格は、長さ10ft、20ft、30ft、40ft、45ftの5種類が規定されている。10ft、30ftコンテナの使用例は少ない。日本で鉄道用コンテナとして使用されている12ft(最大積載量5t)のコンテナはISO規格外である。20ft、40ft、45ftコンテナともコンテナの自重を含めた総重量は30.48tである。
国際海上コンテナのISO規格は、長さ10ft、20ft、30ft、40ft、45ftの5種類が規定されている。10ft、30ftコンテナの使用例は少ない。日本で鉄道用コンテナとして使用されている12ft(最大積載量5t)のコンテナはISO規格外である。20ft、40ft、45ftコンテナともコンテナの自重を含めた総重量は30.48tである。


国際海上コンテナトレーラは、車両総重量28t以下の「基準内トレーラ」と車両総重量36トン以下の「緩和トレーラ(海上コンテナフル積載トレーラ)」の2種類があり、牽引するトラクタは、「基準内トレーラ」であればトラクタ[[第5輪荷重]]9tで牽引可能である。「緩和トレーラ」はトラクタ第5輪荷重11tまたは11.5tが必要となる。この第5輪11tまたは11.5tトラクタは、後軸重10t以下という保安基準を超過する為、国際海上コンテナ輸送においては、保安基準の「緩和車両」とされてきた。
国際海上コンテナトレーラは、車両総重量28t以下の「基準内トレーラ」と車両総重量36トン以下の「緩和トレーラ(海上コンテナフル積載トレーラ)」の2種類があり、牽引するトラクタは、「基準内トレーラ」であればトラクタ[[第5輪荷重]]9tで牽引可能である。「緩和トレーラ」はトラクタ第5輪荷重11tまたは11.5tが必要となる。この第5輪11tまたは11.5tトラクタは、後軸重10t以下という[[保安基準]]を超過する為、国際海上コンテナ輸送においては、保安基準の「緩和車両」とされてきた。


前述の通り、駆動軸が1軸のトラクタで、国際海上コンテナ(総重量30.48t)を牽引する場合、駆動軸重制限が10tのままでは牽引できないため、特例で11.5tが認められてきたが、[[特例8車種]]については、エアサス装備などの条件の下、国際海上コンテナ輸送以外でも11.5tの駆動軸重が2015年4月(~5月)から認められることになった。
前述の通り、駆動軸が1軸のトラクタで、国際海上コンテナ(総重量30.48t)を牽引する場合、駆動軸重制限が10tのままでは牽引できないため、特例で11.5tが認められてきたが、[[特例8車種]]については、エアサス装備などの条件の下、国際海上コンテナ輸送以外でも11.5tの駆動軸重が2015年4月(~5月)から認められることになった。
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