「ロット」の版間の差分

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ロットは、連続的な製造作業によって生みだされた結果(製品・半製品・部品等)のかたまりを指す。ここでいう連続的な作業とは、一つのセットアップ([[段取り]])から、次のセットアップまでの間に行なわれるオペレーションである。その産物は、基本的には均一な品質を持つことが期待される。したがって品質管理でロット履歴が重視されることになる。
ロットは、連続的な製造作業によって生みだされた結果(製品・半製品・部品等)のかたまりを指す。ここでいう連続的な作業とは、一つのセットアップ([[段取り]])から、次のセットアップまでの間に行なわれるオペレーションである。その産物は、基本的には均一な品質を持つことが期待される。したがって品質管理でロット履歴が重視されることになる。


[[category: 選り抜き記事対象]]
初期のトヨタでは、号口管理制度と呼ばれるロットに近い管理手法を導入していた。号口管理制度とは、製品の一定数量を1口(1グループ)として各口に連番を付し、その号数で製品の生産進行を管理する制度である。仮に、当日最初に完成する製品10個のグループを第1号口と呼ぶとすれば、2番目以降のグループは第2号口、第3号口となり、各号口がどの工程にあるかということがわかる仕組みである。例えば、当日に完成する車両10台ずつを第1号口、第2号口・・・とすると、その組立に必要な各部品も10個単位でそれぞれ第1号口、第2号口・・・と呼び、各工程で生産進行を管理した。この号口管理制度は、最終組立ラインを基準とし、各部品の生産工程を最終組立ラインに合わせて進行することで、全体としての流れ生産を目指したものであった。<ref>[https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/text/taking_on_the_automotive_business/chapter2/section4/item6.html 第4節 自動車部組立工場と挙母工場の建設 第6項 「号口管理」を採用]</ref>
 
== 出典 ==
<references />
 
== 関連項目 ==
[[ロットまとめ]]
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