リード台数

2014年6月16日 (月) 02:09時点におけるAtanabe (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「リード台数とは、生産に必要な部品等の生産・供給さらには生産体制の整備を同期化するために生産の流れ(ライン)の任意の基...」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

リード台数とは、生産に必要な部品等の生産・供給さらには生産体制の整備を同期化するために生産の流れ(ライン)の任意の基準からさかのぼる尺度を台数で表現したものをいう。この尺度を時間でとるとリードタイムとなる。[1]
具体的には、完成車を販売部門に引き渡す日程を基準に作られた計画を発送計画という。この発送計画を基準として発送工程から順次、艤装、塗装、溶接組立と工程を遡って、それぞれの工程の生産計画を作る。この時、各工程の台上台数及び工程前のストック台数(搬送中の台数を含む)分を順次遡るが、この数を合計してリード台数と呼ぶ。さらにコンポーネントの生産計画の作成にも使われる。正しい用法は「Aに対するBのリード台数」である。例えば発送工程内の台数、艤装組立工程内の台数、艤装組立工程前のストック台数を合わせたものを発送に対する塗装OFFのリード台数という。

出典

  1. ^ 三菱自動車 生産管理用語集 1980/4/1版