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SysML(Systems Modeling Language) | SysML(OMG Systems Modeling Language)は、2006年7月にOMG(Object Management Group)により仕様が策定された。[[UML]]の言語仕様の一部を再利用した部分と、SysMLのために新たに拡張した部分から構成されている。 | ||
*[[システム]]を構造、振る舞い、要求、パラメトリック制約の観点で図的に表現することができる。 | *[[システム]]を構造、振る舞い、要求、パラメトリック制約の観点で図的に表現することができる。 | ||
*図的表現により、開発者の思考を支援できる。 | *図的表現により、開発者の思考を支援できる。 | ||
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*システム開発プロセスの中で要求の[[トレーサビリティ]]が確保される。 | *システム開発プロセスの中で要求の[[トレーサビリティ]]が確保される。 | ||
*[[構成管理]]、[[変更管理]]が容易になる。-あるサブシステムやコンポーネントの要求の変更や設計の変更が生じた際に、他のサブシステムやコンポーネントにどのような影響が及ぶかを判断できる。 | *[[構成管理]]、[[変更管理]]が容易になる。-あるサブシステムやコンポーネントの要求の変更や設計の変更が生じた際に、他のサブシステムやコンポーネントにどのような影響が及ぶかを判断できる。 | ||
<ref>慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 西村秀和</ref> | |||
== SysMLで何ができるのか? == | |||
*システムを構成するサブシステムに対する機能要求とその振る舞いを把握できる。 | |||
*設計変更があった場合にも、要求のトレースが可能なため、その影響を容易に把握できる。 | |||
*SysMLを用いることで、開発者の思考を支援し、ドメインをまたがる協働作業が可能となる。 | |||
*コンカレントデザインを促進するフレームワークが実現可能となる。ただし、組織の硬直化などが弊害となり得る。 | |||
<ref>参考図書:システムズモデリング言語SysML (A Practical Guide to SysML翻訳本)</ref> | |||
== 出典 == | |||
<references /> | |||
== 関連項目 == | |||
[[モデル]]<br> | |||
[[モデルベース開発]] | |||
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