「コンポーネントリスト」の版間の差分

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コンポーネントリストとは、定義されたスペックが同一な車両又はコンポーネントを複数取りまとめたリストである。コンポーネントリスト+[[MC|モデルコード]]の組合せによって1つの車両又はコンポーネントが定義される。設計部品表の[[EPL]](Engineering Parts List)、生産部品表の[[PPL]](Production Parts List)それぞれにコンポーネントリストがあり[[EPL]]に基づいて[[PPL]]のコンポーネントリストが作成される。コンポーネントリストの最初の6桁は[[UPG]]により定義され、残りの4桁は[[シリーズコード]]が設定される。[[シリーズコード]]は開発部門によって定義される追番である。[[PPL]]側のみ1桁のサフィックスを付与する事ができ、同一コンポーネントリストでも複数の工場で生産する場合には各工場によって生産工程が異なるため、その構成に差異を持たせるためにこのサフィックスを使用しコンポーネントリストを区別する。
コンポーネントリストとは、定義されたスペックが同一な車両又はコンポーネントを複数取りまとめたリストである。コンポーネントリスト+[[MC|モデルコード]]の組合せによって1つの車両又はコンポーネントが定義される。E-BOMの[[EPL]](Engineering Parts List)、P-BOMの[[PPL]](Production Parts List)それぞれにコンポーネントリストがあり[[EPL]]に基づいて[[PPL]]のコンポーネントリストが作成される。コンポーネントリストの最初の6桁は[[UPG]]により定義され、残りの4桁は[[シリーズコード]]が設定される。[[シリーズコード]]は開発部門によって定義される追番である。同一コンポーネントリストでも複数の工場で生産する場合には、工場によって生産工程が異なるため、その構成に差異を持たせるため[[PPL]]側のみ1桁のサフィックスを付与する事ができ、このサフィックスを使用しコンポーネントリストを区別する。


== 使用例 ==
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*XXnnYYYn = M01A01UE64 + 33  
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2015年12月2日 (水) 10:03時点における最新版

コンポーネントリストとは、定義されたスペックが同一な車両又はコンポーネントを複数取りまとめたリストである。コンポーネントリスト+モデルコードの組合せによって1つの車両又はコンポーネントが定義される。E-BOMのEPL(Engineering Parts List)、P-BOMのPPL(Production Parts List)それぞれにコンポーネントリストがありEPLに基づいてPPLのコンポーネントリストが作成される。コンポーネントリストの最初の6桁はUPGにより定義され、残りの4桁はシリーズコードが設定される。シリーズコードは開発部門によって定義される追番である。同一コンポーネントリストでも複数の工場で生産する場合には、工場によって生産工程が異なるため、その構成に差異を持たせるためPPL側のみ1桁のサフィックスを付与する事ができ、このサフィックスを使用しコンポーネントリストを区別する。

使用例

 コンポーネントリスト

  • M01A01UE64: エアサスペンション
  • M01A01PE62: トラクタ


型式 = コンポーネントリスト + モデルコード

  • XXnnYYYn = M01A01UE64 + 33