KD
海外出荷形態の1つ。
完成車として輸出するのではなく、現地組立工場に必要な部品及びコンポーネントをロット台数毎に梱包して輸出し、仕向先で組み立てる。
仕向先の法規制や組立技術・能力の差によって送付する部品及び組立度合が異なる。
現地で調達する部品をデリーション(削除)部品といい、それらは送付しない。
現地の組立時に不良となった場合や欠品・異品があった場合は追送する必要があるが、これらの部品を追送品という。
KD(Knock Down)はSKD(セミノックダウン)とCKD(コンプリートノックダウン)に分類される。
一般に現地の生産工程に治具を使用して溶接組立工程がない場合(溶接組立工程の完了した部品を送付する場合)をSKDといい、溶接組立の一部または全部を現地で行う場合をCKDという。