「システムモデル表記法」の版間の差分
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<ref>慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 西村秀和</ref> | <ref>慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 西村秀和</ref> | ||
== SysMLで何ができるのか? == | |||
*システムを構成するサブシステムに対する機能要求とその振る舞いを把握できる。 | |||
*設計変更があった場合にも、要求のトレースが可能なため、その影響を容易に把握できる。 | |||
*SysMLを用いることで、開発者の思考を支援し、ドメインをまたがる協働作業が可能となる。 | |||
*コンカレントデザインを促進するフレームワークが実現可能となる。ただし、組織の硬直化などが弊害となり得る。 | |||
<ref>参考図書:システムズモデリング言語SysML (A Practical Guide to SysML翻訳本)</ref> | |||
== 出典 == | == 出典 == |
2017年5月11日 (木) 23:18時点における版
SysML(Systems Modeling Language)とは、
- システムを構造、振る舞い、要求、パラメトリック制約の観点で図的に表現することができる。
- 図的表現により、開発者の思考を支援できる。
- 複数のドメインにまたがる開発、分業化された開発環境で、共通言語として利用できる。
- システム開発プロセスの中で要求のトレーサビリティが確保される。
- 構成管理、変更管理が容易になる。-あるサブシステムやコンポーネントの要求の変更や設計の変更が生じた際に、他のサブシステムやコンポーネントにどのような影響が及ぶかを判断できる。
SysMLで何ができるのか?
- システムを構成するサブシステムに対する機能要求とその振る舞いを把握できる。
- 設計変更があった場合にも、要求のトレースが可能なため、その影響を容易に把握できる。
- SysMLを用いることで、開発者の思考を支援し、ドメインをまたがる協働作業が可能となる。
- コンカレントデザインを促進するフレームワークが実現可能となる。ただし、組織の硬直化などが弊害となり得る。
出典
関連項目