「Production Part Approval Process」の版間の差分
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*顧客の設計文書及び仕様書に示された要求事項のすべてを組織が正しく理解しているかどうかを判定 | |||
*製造プロセスが所定の生産能率における実生産において、これらの要求事項を満たす製品を一貫して製造する能力をもっているかどうかを判定 | |||
=== PPAPの重要性 === | === PPAPの重要性 === | ||
*PPAPは5つの[[コアツール]]の中でも契約上、最も重要なものという位置づけになっており、顧客に納入する生産部品を顧客に承認してもらうために、サプライヤーが従わなければならないプロセスであり、また、その承認条件を維持できない場合又は変更したい場合にサプライヤーが従わなければならないルールも含まれている。 |
2016年2月29日 (月) 04:48時点における版
PPAPとは、生産部品承認プロセスと呼ばれるコアツールの1つで、生産部品承認のための一般的要求事項を規定したもの。自動車業界で外部のサプライヤーから購入する部品や材料を承認する手続きのことである。アメリカ自動車工業会(AIAG)が、Production Part Approval Process(PPAP)というマニュアルを発行しており、このマニュアルにそった手続きがPPAPである。PPAPは国際的な自動車産業の認証制度であるISO/TS16949において特に重視されており、顧客の工場における新車の生産に用いられる部品について、顧客からその承認を得るために必要な文書・記録や製品及び製造工程の適切性を評価する方法論が規定されている。
PPAPの目的
- 顧客の設計文書及び仕様書に示された要求事項のすべてを組織が正しく理解しているかどうかを判定
- 製造プロセスが所定の生産能率における実生産において、これらの要求事項を満たす製品を一貫して製造する能力をもっているかどうかを判定
PPAPの重要性
- PPAPは5つのコアツールの中でも契約上、最も重要なものという位置づけになっており、顧客に納入する生産部品を顧客に承認してもらうために、サプライヤーが従わなければならないプロセスであり、また、その承認条件を維持できない場合又は変更したい場合にサプライヤーが従わなければならないルールも含まれている。