「NTLMAPS」の版間の差分
細編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
9行目: | 9行目: | ||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references/> | <references/> | ||
2015年12月4日 (金) 00:30時点における版
NTLMAPSとは、NTLM Application Proxy Serverの略であり、NTLM認証を使用したオープンソースのアプリケーションプロキシーサーバーである。Paythonによりコーディングされている。Paython実行環境が無い場合のために、Windows Runtime版が提供されている。
動作概要
Windowsによってネットワークが構築されていて、Windows Proxyサーバーの認証にWindowsアカウントを使用する環境において、非Windows端末から、Windows Proxyサーバーを経由してインターネット接続する場合に使用する。Windows Proxyサーバーに対しては、クライアントヘッダーを指定することでWindows端末[1]としてアクセスし、既存のWindowsアカウントおよびパスワードを使用して認証を行う。そのため、Windows Proxyサーバーで制限されているネットワークへはNTLMAPSを利用してもアクセスすることは出来ない。
設定概要
「server.cfg」と呼ばれる設定ファイルに必要情報を記入する形で設定する。パスワード情報はクリアテキストで記入することもできるが、ハッシュツールが用意されており、パスワードをあらかじめハッシュ化して記入することが推奨されている。標準では、ポート:5865にてリッスンしているので、非Windowsオペレーティングシステムや非Windowsアプリケーションからはこのポートを使用してインターネット接続が可能となる。
脚注
- ^ User-Agent: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)