資材費

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    資材費とは、原価三要素の一つで、サプライヤーから購入する部品の費用と所内で加工する材料の費用。資材費の数値は、期首標準として年度末実績購入単価が設定され1年間有効となる。また、期中追加部番に関しては、最新契約単価が設定される。金属材料や副資材などの直接材料は資材費として原価算入されるが、台当たり使用量が把握できない切削水などの間接材料は加工費として原価算入される。


    プロダクトプロジェクトにおける資材費とは、新規/変更部品費キャリーオーバー部品費海外連結製造子会社現地資材費KD物流費を合計したものを指し、プロジェクトライフに亘り各年毎に見積もるものである。

    資材費の内訳

    費目 説明 単位例 備考
    金属材料 鉄板(キャブ、フレーム、触媒)、棒材、丸・四角管 (円/kg) =使用量/台×材料単価

    使用量/台はBOMに設定される。
    材料単価は購買部vs業者の折衝で決定される。
    副資材 シール材(隙間を埋める素材)→ガラスのはめ込み
    塗料(キャブ、フレーム、シャシ防錆)
    油脂(ENGオイル、T/Mオイル、ガソリン、軽油)
        ↑出荷時のリッター数が型式毎に決められている。
    (円/㍑、円/缶)
    購入品費 サプライヤーから購入する部品の費用。 (円/個) 購買と取引先業者の折衝(昨年度実績、生産予定、数量上下)によって単価が決まる。

    関連項目

    新車発売時の売上と費用項目の対比