日産生産方式

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    NPW(Nissan Production Way:日産生産方式)は、日産自動車が構築した、自動車の生産システムのことである。同社は、1997年5月に「同期生産導入宣言」を行い「NPWが目指しているのは、受注生産型『同期生産』である。」という同社の生産思想を明確に打ち出した。NPWでは、生産計画が徐々に精錬されていくプロセスと連動させながら、サプライヤーに対しては、多段階で購買情報を伝達(内示)し、最終的には完成車の組み立てと同期した部品納入の仕組みを構築しようとしている[1]。日産生産方式は、100%受注生産を目指し、需給ギャップのリスクを生産側で負う点で、需給ギャップのリスクを販売側で負うトヨタ生産方式とは異なっている。

    2010年3月に稼働した、インド チェンナイ工場では、ルノー・日産アライアンスによる、アライアンス生産方式(APW: Alliance Production Way)が初めて採用された。APWは、両社の生産に対する考え方やノウハウ、ベストプラクティスを統合して確立された両社共通の生産方式である。同生産方式を採用することにより、グローバル基準を満たす高い品質で、両ブランドの車の混流生産を可能としている。[2]

    納入方式

    デイリー納入
    シンクロ納入
    アクチュアル順序納入

    出典

    関連項目

    GPEC
    GTC
    NIMS