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*要求や懸念事項に応じてView(観点)を設定し、トレードオフ分析によりいくつかの候補の中から適切な[[アーキテクチャ]]を選定する。 | *要求や懸念事項に応じてView(観点)を設定し、トレードオフ分析によりいくつかの候補の中から適切な[[アーキテクチャ]]を選定する。 | ||
<ref>慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 西村秀和</ref> | |||
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== 関連項目 == | |||
[[モデル]]<br> | |||
[[モデルベース開発]] |
2017年5月11日 (木) 23:27時点における版
Life Cycleとは、ミッションの創出から、要求定義、設計、製造、試験、運用、廃棄に至るサイクルであり、段階的プロジェクト計画法の全フェーズを包含している。[1]
システムモデルで明確にすること
- ライフサイクルステージ:コンセプト⇒開発⇒製造⇒運用と保守⇒廃棄(それぞれについて検討する必要がある。さもなければ、システムは実現しない。)
- それぞれのステージについてコンテキスト(文脈、脈略)を最初に考え、抜け漏れがないことを確認する。その際、利害関係者の要求や懸念事項をすべて洗い出す。その上で、対象システムの境界、ユースケース、機能性を明確にする。
- 次に対象システムの内部を分析し、総合する。最初に機能を分解して、その分解された機能をシステム構成要素に割り当てる。これにより、システム構成要素間のインタフェースが定義され、アーキテクチャの候補が導出できる。
- 要求や懸念事項に応じてView(観点)を設定し、トレードオフ分析によりいくつかの候補の中から適切なアーキテクチャを選定する。