「ユースケース図」の版間の差分
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Use Case Diagramとは、[[システム]]が外部に提供する機能を利用者の視点でとらえたモデルであり、システム要求分析等で成果物自体の境界を明確にする手法として使用される。 | Use Case Diagramとは、[[システム]]が外部に提供する機能を利用者の視点でとらえたモデルであり、システム要求分析等で成果物自体の境界を明確にする手法として使用される。 | ||
ユースケース図は人形のマーク、楕円のユースケース(外側から見たシステムが提供する機能)及びシステム境界の3要素から構成される。人形マークはアクターと呼ばれ、システムを利用する何らかの役割をつもので、人やサブシステムなどシステムにアクセスする何らかの役割を持ったものである。アクターは、システム境界の外部に書かれ、ユースケースはシステム境界の内部に書かれる。ユースケースは、システム内の機能を記述したものであり、例えば、「直下点の画像を取得する」「地上局Bにデータを送信するなどと表現する。 なお、ユースケース図はソフトウェアのオブジェクト指向表記法のデファクトスタンダードである[[UML]](Unified Modeling Language)の一部となっている。 | ユースケース図は人形のマーク、楕円のユースケース(外側から見たシステムが提供する機能)及びシステム境界の3要素から構成される。人形マークはアクターと呼ばれ、システムを利用する何らかの役割をつもので、人やサブシステムなどシステムにアクセスする何らかの役割を持ったものである。アクターは、システム境界の外部に書かれ、ユースケースはシステム境界の内部に書かれる。ユースケースは、システム内の機能を記述したものであり、例えば、「直下点の画像を取得する」「地上局Bにデータを送信するなどと表現する。 なお、ユースケース図はソフトウェアのオブジェクト指向表記法のデファクトスタンダードである[[UML]](Unified Modeling Language)の一部となっている。<ref>システムズエンジニアリングの基本的な考え方 初版 JAXA 2007年4月B改訂</ref> | ||
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2017年5月11日 (木) 01:46時点における最新版
Use Case Diagramとは、システムが外部に提供する機能を利用者の視点でとらえたモデルであり、システム要求分析等で成果物自体の境界を明確にする手法として使用される。
ユースケース図は人形のマーク、楕円のユースケース(外側から見たシステムが提供する機能)及びシステム境界の3要素から構成される。人形マークはアクターと呼ばれ、システムを利用する何らかの役割をつもので、人やサブシステムなどシステムにアクセスする何らかの役割を持ったものである。アクターは、システム境界の外部に書かれ、ユースケースはシステム境界の内部に書かれる。ユースケースは、システム内の機能を記述したものであり、例えば、「直下点の画像を取得する」「地上局Bにデータを送信するなどと表現する。 なお、ユースケース図はソフトウェアのオブジェクト指向表記法のデファクトスタンダードであるUML(Unified Modeling Language)の一部となっている。[1]
出典
- ^ システムズエンジニアリングの基本的な考え方 初版 JAXA 2007年4月B改訂